今日やるか明日やるか

アメリカの政治家、ベンジャミン・フランクリンは言った。「今日できることを明日に延ばすな」と。

トルコの諺にはこういうものがある。「明日できることは今日するな」。

仏教的に考えるならばフランクリンのほうが正しい。なぜなら自分に明日が来るという保証はないのだから。

しかし、だ。

「今日できないことは明日に延ばすしかない」のである。

昨日、一昨日と体調を崩した。風邪かインフルエンザか、熱が39度近く出た。

おかげで全く動けなかった。

ただこういった事態を想定して、事前に直近の仕事を片付けていたのは幸いだった。

おかげで憂うことなく静かに休めた。

結論。

「今日できることは明日に延ばすな」は正しい。

しかし、いつ何どき「今日できる」が覆されるとも分からない。

だからこそ、「今日できない場合に備え、昨日から動き出せ」が私にとっては一番しっくりくる。