年賀状に思う

私にとって年賀状を書くことは毎年の恒例行事である。最近は「年賀状じまい」がブームだそうだが、当分私がこのブームに乗ることはないだろう。今年からはがき代も85円に値上がりしたが、たとえ1枚100円の時代が来ようとも止める気はない。

私の場合は毎年30枚弱。数も多くないので手書きにこだわっている。どんなデザインにするか考えるのが楽しい。字は全然キレイではないが、書くこと自体は好きである。その上、年が明ければ相手からもはがきが届くのだから、こんなに嬉しいことはない。小学校6年の時の担任の先生とはかれこれ27年間続いている。今から10年前、私が学童保育の支援員をしていた時の教え子は今年受験生になった。送られてくるはがきの文字は年を重ねるごとに大人になってきた。

そんなわけで今年も近所の郵便局へ。一年通じて通っている常連ということもあり、局員さんは毎年年賀状と共に粗品をくれる。

ただ、貰っておいて言うのもなんだが、粗品は別になくてもいいと個人的には思う。

今年貰ったのは次の通り。

 ・壁掛けカレンダー

 ・卓上カレンダー

 ・トイレットペーパー

 ・ウェットティッシュ

 ・年賀状ホルダー

特に不要なのが最後の年賀状ホルダー。300枚ほど収納可能な箱だが、私にとっては無用の長物でしかない。

日本郵政に物申したい。これらの粗品を作らなければ、はがき代はもう少し安くできるのでは、と。

値上げは致し方のないことだし、理解もしている。とはいえ、経費を削減できる部分はなるべくしてほしい。

「これ以上は経費削減できません」というところまで切り詰めてくれたならば、200円でも私は喜んで払おう。