ヤゴ観察日記 ③

ヤゴを飼い始めて3日目。困ったことが起きる。

エサとなるボウフラがいないのだ。

ここ数日、晴天が続いたことで、境内の溜水がほとんど干上がってしまったことが理由の一つ。

だがそれ以上に、ボウフラ自体が例年に比べて少ない気がする。

あまりの暑さに蚊も熱中症になってしまったのか。

それとも酷暑のせいで人間が外に出ないため、血を吸う機会が減ってしまって産卵ができないのか。

小一時間かき集めて、やっとこさ捕まえたボウフラは20匹程度。

オニボウフラが2匹、残りは小さなボウフラばかり。

ヤゴはあっという間にボウフラを食べ尽くした。

果たして腹は満たされたのだろうか。

ネットで調べてみるとヤゴはスネイル(=小さな貝類)も食べるらしい。

スネイルならメダカの水槽にいくらでもくっついている。

もしこれが本当なら食糧問題は一気に解決するのだが…。

とりあえず明日、実験してみよう。